数学の文章問題など、国語以外の科目でも読解力が必要です。また、今の小中学生は読解力が下がってきていると言われていますが、読解力とはどんな力をいうのでしょうか?
初めに説明文の場合は、作者の主張・読み手に伝えたいことを読み取る力をさします。
一般的な説明文は、@話題の提示 A問題の提起 B具体例 Cまとめ の順番で書かれています。
@話題の提示・A問題の提起…題名・冒頭でテーマと作者の言いたいことをつかみます。
B具体例…Aについていろいろな例を挙げて説明しています。
Cまとめ…(そのままですが)作者の伝えたいことがまとまっています。
説明文を読むときは、特に冒頭の段落・最後の段落に作者の伝えたいことが凝縮されています。また、主張したいことは、文章中に同じ言葉や似たような表現で何度も出てきます。これがキーワードなので、何度も出てきた言葉にはチェックをしましょう。
次に小説文は、登場人物の把握・主人公やその他の登場人物の感情の変化を感じ取る力が必要です。
説明文もそうですが、特に小説文は長い話から部分的に切り取られて問題が作られています。だから、いきなり本文を読み始めても、どんな話なのか、登場人物はどんな人なのかなどがわかりません。そこで、本文の前にその話の背景(本文の前の話)が書かれています。ここで話の大枠をつかみましょう。
小説文の難しいところは、感情を読み取ることです。「嬉しくなりました」などとそのまま書かれていることは少なく、会話の流れなどから気持ちの変化を感じ取らなければなりません。ここが説明文と違うところです。
最後に、読解力は問題文を読むときにも欠かせないものです。せっかく本文を読んで内容がつかめても、聞かれたことに正しく答えないと○はもらえません。
@選択問題…「正しいものを1つ選びなさい」・「内容に合わないものを1つ選びなさい」・「正しいものを全て選びなさい」
A書き抜き問題…「本文から○字で書き抜きなさい」・「○字以内で書き抜きなさい」
※句読点を含める/含めないも見落とさないように注意しましょう。
B記述問題…「○○とはどんなことですか」→「△△のこと」で答える・「なぜですか」→「○○だから」
誰でも問題文を丁寧に読まないで痛い目にあった経験があると思います。もちろん自分にもあります。上に挙げたのはほんの一例ですが、問題文を読むときに注意すべきところはいくつもあります。読解問題を解くときは、このようなことを意識して解けば、確実に正解率が上がります。試してみてはいかがでしょうか。
拝啓 陽春の候、保護者様におかれましてはますますご健勝の事とお慶び申し上げます。 既に前北浦和本校塾長高木からお知らせした通り、北浦和本校塾長に着任させていただきました。 4月10日より、すべての業務は矢嶋に移管されております。 これまでの経験を糧にして、今後も全てのご家庭に満足していただくため一意専心...
[2024-04-12]
4月営業日のお知らせ | |
実施期間 | 2024年04月01日 〜 2024年04月30日 |
対象学年 |
受験が終わり、いっときは寂しくなった自習室も、最近は利用する生徒が増えてきました。 小学生から高校生まで、幅広い生徒が集中して自習しています。 使い方も様々で、早目に来て自習した後に授業を受ける生徒、授業後に残って自習する生徒、授業以外の日に来る日を決めて来ている生徒など、それぞれの予定に合わせて活用しています。 学...
[2024-04-20]
私は大学卒業後、学習塾・予備校・高等学校での指導を経験し、長年教育現場で働いてきました。 そんな長い指導経験の中、私が一番と思う指導法は、ずばり1対1の個別指導です。ノーバスでは1対1へのこだわりを強く持ち、そして「愛情をもった指導」を何よりも大切にしています。それは私個人の考えと全く同じであり、ノーバスの塾長と...
[2024-04-12]
皆さんこんにちは。個別指導塾ノーバス北浦和本校の高木です。4月も気づいたら4日も過ぎてしまいましたが、今年から新生活を過ごす方々が多いと思います。進学した方、進級した方、おめでとうございます。ノーバス北浦和本校でも、3月には生徒が卒業していったり、講師の退職などがあり、皆それぞれ4月からの新生活が始まってるのかと思うと...
[2024-04-04]