【合格体験記】川口北高校合格 南浦和中Yさん

学年末テスト前、「一人で勉強できない、学校のワークが進められずに困っています。」という最初のお問い合わせ電話が特に印象に残っている生徒さんです。

見学面談は学年末テスト終了後で、基本事項から身に着いていない生徒さんなのかと身構えつつ、持参してくれたテスト解答用紙を見るとびっくり、しっかり平均点以上は取れていそうな出来具合でした。
保護者様のお話を聞くと、「勉強習慣がなく、課題のワークを溜め込んでしまい、テスト前日に終わらせる事が続いている」という、勉強習慣の面でお困りな様子でした。

学校ワークを塾の授業・宿題で共に進めて、課題をこなしながら教科書内容を身に着けていきましょうという方針を提案し、体験授業を通して数学１コマで入塾いただきました。

そこからがＹさんと共に学校ワークと戦う日々が始まりました。
他教科の進捗も確認が必要とのことで、テスト範囲が配られる頃に確認すると、見事に真っ白。前回から何も進んでいないのです。
Ｙさんはとても賢い生徒さんで、机に向かう事さえできればスラスラ進める事が出来るのです。
そのため、進め方指示と進捗チェックを交互に行い、課題をこなしてもらいました。
テスト前は自習室に缶詰で勉強を進めていましたね。

入塾後初の定期テスト、中２の１学期期末テストでは数学９９点！
３０点ＵＰと通知表５を達成、２学期からは英語も追加受講することに。

２学期もワークとの闘い、保護者様と相談メールのやり取りを重ね、毎回の定期テストを乗り切りました。
どの教科も基本的に８０点以上を取っていて、９０点以上も混じってくるような、学力面ではしっかりした生徒さんでした。

北辰テストの５時間連続テストで熱を出したり、通塾途中に自動車と接触事故を起こしてしまったり、生活面では心配な点があり、保護者様の希望は「近い高校」の一択。
お父様・お母様・本人の３名が、それぞれ異なる希望を挙げていたので、折衷案で本人が目指すべき学校を提案させていただきました。

結果的に、近さ・部活・進学指導の三つを満たしている学校、川口北高校を志望校に。
危なげなく合格を果たし、高校進学後も継続して通塾しています。

映像授業予備校とノーバス、学校の課題と小テストに追われつつ、楽しい学校生活を過ごしているようです。
高校生の間に、精神面で成長し、学習習慣を身に着けて大学受験に向かってほしいなと思います。