こんにちは。今日は昨日の話と関連させた話をしたいと思います。
中学生の頃は、ほぼすべての子が部活動に入部すると思います。私自身も中学・高校と勉強そっちのけで部活動に打ち込んだ思い出があります。
私がこれまで多くの講師や子供たちと接してきて1つ確実に言えることがあります。それは
“部活動を一生懸命取り組んできた子とそうでない子とでは努力に対しての考え方が全く違う”
ということです。
もちろんすべての子に当てはまるとは思っていませんが、ほとんどの子において明らかな差が見受けられます。
常に全国大会の常連やその大舞台で優勝を狙うような学校と地区大会で早々と敗退してしまう学校とでは、練習量も指導の濃さもまったく違います。また監督(顧問)を見ても、厳しい練習計画の下、猛練習を課す監督もいれば、逆に選手の自主性を重んじ、勝つためにはどうすれば良いかを選手に考えさせながら指導する監督もいます。
またそういう部活動では試合に勝つどうこうの前に部内での熾烈なレギュラー争いがありますし、つまらないミスを重ねたり大切な試合で負けると監督やコーチから厳しい指摘が飛んできます。そういう環境の中に身を置けば自然と精神面も鍛えられるのでしょう。
一方、私の中学校がそうでしたが、地区大会で早々と負けるような学校は練習量もあまり多くなく、監督からも厳しい指摘もあまりされませんし、練習メニューもありきたりなことが多いです。スタートは一緒でも、同じ中学3年間を過ごし終わったときに、この差は非常に大きいと思います。
ただ私が言いたいのは、部活は強豪校で取り組むほど良い、ということではなく、“常に目標を持ち、考えながら一生懸命練習していくこと”が大切ということです。強豪校ではレギュラーを勝ち取り試合で勝利を得るためにはこの姿勢が強く求めらるが故に、相対的には強豪校のほうが良いとは思いますが。
でも好きな人にはわかると思いますが、一流のスポーツ選手や芸術家を見ても、必ずしも強豪校、有名校の出身というわけではありませんよね?
常に勝利するにはどうすればいいかを考え、周囲のアドバイスも取り入れながら創意工夫を重ねていけば、部活動の結果が好転することはもちろん、その過程で身に付くことも多いと思います。みなさんもぜひ、今所属している部活動に本気で取り組み、良い結果を残してくださいね!
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