今回は読書についてです。
一般的に読書が好きな子は、文章読解力が得意です。
理由の一つは、長い文章を見ても抵抗なく読めるからです。
逆に、苦手な子の多くが、文を見ただけで読む気力を失ってしまいます。
中には、下線の前後だけざっと見て、本文を読まずに問題を解こうとする生徒もいます。
問題を解き終わった後に「どんな話だった?」と聞くと「読んでないからわからない。」という返事が・・・。
長い文章に対する抵抗をなくすには、慣れる以外に方法はありません。
ではどうすれば慣れるのか、それは少しずつ読書の習慣をつけることです。
習慣をつけるには、どんな本を読めばいいのか、実は何でもいいのです。
運動部に入っていたら、そのスポーツに関する本(雑誌でもOK)、音楽が好きなら音楽雑誌で好きなアーティストのインタビューを読むなど、勉強と直接関係なくてもいいのです。
歴史が好きなら、三国志や日本の歴史などのマンガでも文字に慣れるきっかけにはなります。。
学校の教科書と比べると、趣味などの好きなものの方が前向きに読み進められます。
他には、映画の原作の小説などもお勧めします。
文章しかない小説でも、映画を見ていれば、情景や人物を思い浮かべながら読め、内容も知っているので読みやすいです。
ハリーポッターシリーズは本も厚く、結構読み応えがありますが、この本がきっかけで読書するようになったという子も多いのではないでしょうか。
どんなきっかけでも、読書の習慣がつくといいですね。
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