ほとんど勉強しないままテストに臨んで悪い結果になってしまったのは当たり前のことです。中学校のテストはそんなに甘くありません。
しかし「けっこう勉強したんだけどなぁ」「テスト前の勉強では解けていたのに……」という子も多いのではないでしょうか?
テスト前は解けていたのにテスト本番では出来なかった。一見不思議なことに思えますが、実はよくあることなのです。
「出来た」とはどれくらいの出来のことを指すのでしょう? 出来るという感覚は、人によって様々ですが、テストでちゃんと結果の出せる「出来た」は以下の状態を指します。
計算の手順やルールを頭で考えるよりも前に手が動いている。
もちろん「計算のルール」をしっかり覚えたり「なぜそうなるのか」という理屈を理解したりすることは大事ですし、これらの過程を疎かにしては定着しません。しかしテストは50分という限られた時間の中で問題を解かなければいけません。短い時間の中では一つ一つ正しい計算の手順を確認したり、典型的な一行問題を解くときに「なぜこうなるか?」と考えたりしているような余裕はありません。問題を見た瞬間に「あのやり方でやればいい」と判断して間髪入れずに手を動かさなければいけません。テストで安定して80点以上をとっている子はこれができています。
ですから授業の中で「理解できた」「解くことができた」だけでは安心しないでください。誤解しないでほしいのですが「理解できた」「解くことができた」はテストでいい点数を取るために重要な最初のステップです。しかしこれだけは完成しません。せっかく理解してできるようになったのだから「反復」という次のプロセスをしっかりやって欲しいと思います。
これは何も数学の計算に限ったことではありません。「理解」→「反復」は全教科全単元に共通する良い点数を取るために必要なプロセスです
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