こんにちは、塾長の小林です。
暦は2月になり、中学・大学受験生は入試真っただ中、高校受験生は残り3週間ほどになりました。
受験生ではない学年の生徒も、学年末テストが控えていますね。
ノーバスでは、生徒さんそれぞれの試験に向けて講師一同全力でサポートしてまいります。
今回は塾探しをされている保護者様へ向けて、お話しできればと思います。
現在、お子様を塾に通わせるかご検討されているご家庭は様々な理由で集団授業・個別授業・映像授業など様々な授業形式の中から、予算とお子様に合った塾を探されていると思います。
各ご家庭におかれましては、塾に通うにあたってのニーズや条件があると思いますが、最大の目的は一つではないでしょうか。
志望校合格・内申点アップ・検定合格などありますが、それは総じて「成績を上げる事」につきます。
「成績を上げる事」に関して、ノーバスの指導がどうアプローチしていくかは体験授業を受けていただくと実感できると思います。まずはお気軽に教室に見学・相談にいらしてください。生徒さんそれぞれに合った現状から成績向上への道すじと方法をお答えします。
改めて考えますと、集団授業は学校で受けていますね。
学校の授業が「理解できない」・「あと一伸び足りない」・「ペースについていけない」という状況下で、5教科まとめて受講できるから“集団授業で3教科 or 5教科“を受講しても同じ状況が起こってしまいますね。
「集団の中での競争力」も学校のテストで順位が出ますので、本人の意識を変えるだけで十分学校で養うことができます。
大事なことは、わからなかった問題が解説を聞いて解けるようになることではありません。
似た問題が試験に出た際に、試験本番で一人で解けるようになることです。
その為には、問題を見たときに、「どの単元の問題で、どういった解き方をもするのか、気を付けることは何か、解放のポイントは何だったかが自分で判断ができる」ようにならなければいけません。
ノーバスでは完全1対1の個別指導で生徒が【理解した気になっているだけ】の状態から【自分一人で問題が解ける】状態まで仕上げます!
私の好きな言葉の一つ「ブレイクスルー breakthrough」をお子様に一緒に起こしましょう!!
皆さんへ [2021-02-01]
勉強法 [2021-01-29]
皆さんへ [2021-01-26]
こんにちは、講師の佐々木です。
題材が少し古くて恐縮ですが、英語について話しますので、気分転換に読んでみてください。
言葉の多義性についてです。
2017年5月22日、アメリカの人気歌手アリアナグランデ(Ariana Grande)のコンサートでテロ行為が起きました。その時のアリアナ(Ariana)のツイートが一時、日本で物議を醸していました。皆さんの英語学習の助けになればと思い、今日はそれを紹介してみようと思います。まずは原文をご覧ください。
Ariana Grande
broken. from the bottom of my heart, i am so so sorry. i don't have words.
このツイートをNHKが報道したときの訳が以下の通りです。“i am so so sorry”の部分が「誤訳では?」と話題になりました。
「うちひしがれました。心の奥底から。本当に本当にごめんなさい。ことばが見つかりません」
ただテロ行為を受けただけのArianaに落ち度はありませんよね。したがってこの場合は、”I’m sorry”は「残念です。」と訳すのが自然だと学校で習います。しかし、このツイートについたリプライを見ると、「あながち間違いでもないのでは?」と思えてきます。どんなリプライがあったかというと、
“It’s not your
fault.” (あなたのせいじゃないですよ。)
という趣旨のものです。多くの(ネイティブとは限らない)英語話者が、Arianaの “i am so so sorry”を「謝罪」だとみなしました。”sorry”という語を辞書で調べてみると、
1 a) Used to tell someone that you wish you had not done something that has affected them badly, hurt them etc.
(ロングマン現代英英辞典より、b)以降は省略)
とあります。
1 a)を簡単に訳すと、「自分のした行為で、誰かに悪い影響を与えてしまったり、誰かを傷つけてしまったりしたことを悔いていることを相手に伝えるために使われる。」といったところでしょうか。日本語でいうと「ごめんなさい。」や「申し訳ありません。」に当たります。「残念です。」に当たるものは5番目にありました。
5 SAD/DISAPPOINTED
[not before noun] feeling sad about a situation, and wishing it were different. (ロングマン現代英英辞典より)
日本語に直すと、「(今の)状況を嘆き、こうじゃなかったら良かったのにと思う気持ち。」といったところでしょうか。ほかにもたくさんの語義がありましたが、この二つは「後悔の気持ち」を表すという点で共通しています。それが時には「謝罪」を表し、時には「遺憾の意」を表します。
このような語の多義性が言葉の曖昧さを生むのです。「日本語は曖昧な言語だ。」という人もいますが、自然言語である以上、何かしらの曖昧さを持っています。
さて、Arianaの本来の意図は我々には知る由もありません。事実として、1 a)の意味で解釈した人と5の意味で解釈した人がいることから、正解不正解はないということで結論付けたいと思います。
英語は語学です。1つの単語や表現にもさまざまな意味があります。
誰かの発言やセリフなどは、直訳するのではなく、背景を意識して、どのような意図で言ったのだろうと推測しながら訳していくと、色々な解釈ができて楽しいと思います。
勉強法 [2021-01-23]