1/18(土)、19(日)の2日間で2025年度共通テストが実施されました。
高校3年生、浪人生の皆さん、おつかれさまでした。
国語では11年ぶりの「源氏物語」、「ヒス構文」、化学で「枕草子」「原油の分留」が出題され、界隈では盛り上がっていました。
さて、大手予備校らの予想平均点を見ると、
だいたい、文系620点前後 理系630点前後とのことで昨年よりも高い得点率ですので国立二次試験の出願を受験生たちがどう出すのかが重要です。
データネットやバンザイシステムでの自己採点、共通テストリサーチによる発表を見て学校や塾の先生と相談して出願を決めましょう。
個別指導塾ノーバスでは二次試験での小論文や面接の対策も可能です。最後の追い込みに、ぜひご利用下さい。
さて、今週は共通テスト、来週には私立高校入試、私立大学一般入試が始まります。ここでは、マーク形式の試験にありがちなミスと注意すべきポイントを押さえます。
1. マークミス
例:
・マークする箇所を間違える。
・解答用紙の列をずらして記入してしまう。
・途中で番号を飛ばして記入。
対策:
・問題番号とマーク箇所を逐一確認する。
・1ページごと、または10問ごとに確認作業を挟む。
・最後に全体を見直す時間を確保する。
2. 問題の読み間違い
例:
・問題文の指示(「正しいものを選べ」「間違っているものを選べ」など)を見落とす。
・数字や条件を誤解する。
対策:
・問題文を最後までしっかり読む。
・特に「〇〇でないもの」など否定語に注意を払う。
・キーワードや条件を線で引く癖をつける。
3. 時間切れで解答できない
例:
・一つの問題に時間をかけすぎて、他の問題を解く時間が足りなくなる。
・すべての問題を解答しきれない。
対策:
・時間配分を意識して練習する。
例:全体の時間を問題数で割り、1問にかけるべき時間を計算。
解けない問題は一旦飛ばし、後で戻る。
最後の数分で未解答の問題にマークする時間を確保する。
4. 消去法を使わない
例:
・最初に目に入った選択肢をすぐ正解だと思い込む。
・複数の選択肢を比較せず、正解を見逃す。
対策:
・必ず消去法を使い、不正解の選択肢を一つずつ排除する。
・確信が持てない場合でも、選択肢を比較して最も正しそうなものを選ぶ。
5. 知識が曖昧な場合に推測しない
例:
・答えが分からないと空欄のままにしてしまう。
・ランダムに選んで正解の可能性を放棄。
対策:
・分からない場合でも必ず推測する(偶然でも正解する可能性を増やす)。
・選択肢にパターンがある場合、頻出の選択肢を選ぶ戦略を取る。
6. 引っかけ問題に惑わされる
例:
・紛らわしい選択肢を選んでしまう。
・問題文の条件や細部を無視する。
対策:
・問題文や選択肢の細かい違いに注意する。
・選択肢すべてに目を通してから選ぶ。
・特に「全て正しい」「一部が正しい」といった選択肢には慎重に対応する。
7. 解答のチェック不足
例:
・マークが不完全で読み取られない(薄すぎる、不明瞭など)。
・間違って複数箇所にマークしてしまう。
対策:
・マークは濃く、しっかり塗りつぶす。
・消しゴムで修正する際、跡が残らないようにする。
・最後に必ず全体を見直し、不備がないか確認する。
8. 試験形式に慣れていない
例:
・問題の形式や出題パターンに戸惑い、焦る。
・初めての形式で必要以上に時間がかかる。
対策:
・模擬試験や過去問で試験形式に慣れておく。
・実際の試験を想定した練習を繰り返す。
9. 選択肢の一部だけ見て判断する
例:
・選択肢の前半だけを見て「これが正解だ」と判断し、後半の重要な条件を見落とす。
対策:
・選択肢全体を必ず読む。
・設問の条件と選択肢をしっかり突き合わせる。
10. 自分の直感を信じすぎる
例:
・一度選んだ解答を無理に変えることで正解を逃す。
・逆に、推測で選んだ答えを疑いすぎて迷う。
対策:
・よく考えたうえで選んだ解答は、根拠があれば変えない。
・直感が働いた場合でも、選択肢をもう一度確認する。
18日(土)、19日(日)に令和7年度大学共通テストが実施されます。
これまでの自分の努力を信じて精一杯頑張ってきてください。
さて、そんな大学共通テスト。受験する前の最終確認です。以下のものがきちんと用意されているか確認をしましょう。
・受験票と写真票
・筆記用具
・時計(アナログ)
・ハンカチ ティッシュ
・マスク
受験票を忘れてしまったら…
受験票がないと共通テストを受けられない…なんてことはなく、当日に忘れてしまったら「仮受験票」で受験できます。「仮受験票」の発行には、学生証、写真(縦40mm×横30mm)3枚が必要で試験場の本部で再発行が可能です。しかし、再発行には1時間ほど掛かるので早めに会場に到着をしていないといけません。
遅刻しそうな時は…
当日、交通機関等の遅れが生じ、時間に間に合わない時は、受験票の「問合せ大学」に連絡をしましょう。試験開始時間を遅らせる措置が取られます。
また、体調不良の際には追試験を受験することができます。こちらも「問合せ大学」にご本人か代理人が連絡し、「受験票」と「診断書」を持参し申請してください。
試験中に机に置いてはいけないものは…
・定規、コンパス
・電卓、算盤
・携帯電話、スマホ、タブレット端末
・電子辞書、イヤホン、音楽プレイヤー等電子機器
これらのものは、カバンの中にしまっておきましょう。特にスマホやイヤホンはカンニングを疑われかねないので電源をしっかりと切っておかないといけません。
また、英文が書かれている服の着用は禁止されています。学校の制服やシンプルな服装で臨みましょう。
大学入学共通テストを目前に控えて浮足立ってしまいますが、その気持ちを落ち着かせるためにも、持ち物や会場までの行き方などを再確認してみましょう。
共通テスト入試がいよいよ目前に迫ってきました。この時期は焦りや不安が募りやすいですが、効率よく準備を進めることで、自信を持って試験に臨むことができます。この記事では、共通テスト入試1週間前にしておくべき重要なことを具体的にご紹介します。
1. 過去問を再確認し、弱点を補強する
過去問は本番形式に慣れるための最良の材料です。すでに何度も解いているかもしれませんが、再度チェックすることで、苦手な部分や時間配分を改善できます。
目標:苦手分野を集中的に復習 特に苦手な科目や大問に時間を割き、重要なポイントを押さえましょう。
時間配分の確認:実際の試験時間を意識し、模試形式で最後の仕上げを行うと、本番の緊張感を疑似体験できます。
2. 参考書・ノートの総復習
この時期に新しい参考書を始めるのは避けるべきですが、これまで使ってきたノートや参考書を総復習するのは効果的です。
自分のノートを振り返る:重要な公式やキーワードがしっかり記載されているノートを見返すことで、要点を効率よく復習できます。
間違えた問題の復習:模試や練習問題で間違えた箇所を再確認することで、同じミスを防ぎます。
3. 睡眠と体調管理を徹底する
良いパフォーマンスは健康から生まれます。この1週間は特に規則正しい生活を心がけましょう。
睡眠を十分にとる:夜更かしは避け、最低でも6〜7時間の睡眠を確保してください。
バランスの取れた食事を心がける:脳の働きを良くするために、ビタミンやミネラルが豊富な食事を意識しましょう。
適度な運動でリフレッシュ:軽いストレッチや散歩は、集中力を高める効果があります。
4. 試験当日のシミュレーションを行う
試験当日を想定した準備は、緊張を和らげる助けになります。
持ち物リストの作成:筆記用具、受験票、腕時計、軽食など、必要なものをチェックリスト化して前日に準備しておきましょう。
会場までのルート確認:試験会場までのアクセスや所要時間を事前に調べ、遅刻のリスクを防ぎます。
5. 前向きな気持ちを保つ
メンタル面の管理もこの時期において非常に重要です。
自分を肯定する:「ここまで努力してきた自分」をしっかり認め、自信を持ちましょう。
リラックス法を取り入れる:深呼吸や瞑想など、簡単なリラックス法を試してみると心が落ち着きます。
共通テスト入試直前は、無理をせず、これまでの勉強の集大成として計画的に過ごすことが大切です。最後の1週間を上手に活用し、体調を整えて本番に挑みましょう。あなたの努力が実を結ぶことを心から祈っています!