こんにちは。ノーバスの沙魚川(はせがわ)です。
3月も半ばを過ぎました。来月には新学期が始まります。。
新中学校3年生にとっては、これまでに経験したことのない1年間になると思います。
学校生活の面では最上級生となり、様々な行事ごとでリーダーなどのまとめ役となり、部活動でも全体をリードしなければなりません。
それから修学旅行があり、運動部に所属している生徒は夏の県大会、関東大会、全国大会へと繋がる大きな大会を控えます。
更に勉強面では、定期テストの他に北辰テストが加わって、ほぼ毎月のようにテストを受けることになります。ただ受験するだけではなく結果も重要になってきますので、今まで以上に計画的にコツコツとやっていく必要があります。
〇生活のリズムを作る
1日の生活のリズムを作りましょう。例えば部活から帰って来て、7時の夕食までは自由に過ごす。ご飯を食べたら塾へ行って7時半から10時まで勉強する。帰ってきたらお風呂に入って明日の準備を整えて12時までに寝る、という具合に、「勉強時間帯」と「自由時間帯」を決めるようにしましょう。
「時間のある時に気が向いたら勉強しよう」というような態度だと、テスト直前になって慌てない限り勉強をすることはないでしょう。時間があって暇だからゲームをする、スマホをいじる、となってしまいがちです。ゲームやスマホを絶対禁止とする必要はありませんが、「自由時間帯」にリフレッシュのために使って下さい。
〇北辰テストと定期テストは同じくらい大事!
3年生になると定期テストと北辰テストの2つの大きなテストに向けて学習を進めなければいけません。
「どっちが大事ですか?」
という相談(質問)を多く受けるのですが、どちらも重要です。どちらかを手を抜いてよい、ということはありません。ですからバランスよく勉強してほしいのですが、バランスの取り方がよくわからないという生徒も多いと思います。そんな生徒は是非以下のようにして下さい。
〇勉強バランスのとり方
@平日は北辰テスト(入試の筆記試験)に向けた勉強をする(1、2年生の復習、演習)。
※曜日によって勉強する教科を決めるのも効果的です。例えば月曜日は「数学2時間、理科1時間やる」火曜日は「英語の長文問題1時間と社会の歴史2時間やる」など。頭を使う科目、単元と暗記の科目単元を組み合わせると無理なく勉強できます。
A土日を使って一週間のうちに学校で進んだ範囲のノートまとめやワークの演習を行う。加えて平日に解いた問題集の復習(解き直し)も行う。
B定期テスト2週間前からは定期テスト範囲の勉強に徹する。
以上は、私が大学受験のときに実践していた勉強計画の立て方です。@で教科の勉強時間のバランスをとります。Aで「復習(解き直し)」を行うのは、「新しく覚えること」と「覚えたことを忘れないようにすること、定着させること」のバランスをとるためです。
※人間の脳は初めて覚えたこと(解いたこと)の6〜7割を一週間以内に忘れます!
何度か復習することで記憶は忘れにくくなります。3回以上は見直し解き直しをしましょう。
Aでの定期テスト対策の復習がBに該当します。
新中3生の方で勉強のことや受験のことでお悩みのことがありましたら、お問合せ下さい。当塾では学習カウンセリングを行って具体的な解決案をご提案しております。
ご相談・お問合せは
TEL 048-859-7137
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勉強・受験 情報 [2019-03-16]
勉強・受験 情報 [2019-02-23]
勉強・受験 情報 [2019-02-16]
こんにちは。ノーバスの沙魚川です。
今日は国語の定期テストの勉強法を伝授致します。
いまいち勉強の仕方がわからない、国語なんてセンスでしょ、と言われることが多い教科ですが、定期テストだけに限定するならば誰でも短期的に成果を上げることができます。
私も中学時代国語が苦手で中1、2年生のときは60〜70点程の点数に留まっていたのですが、中3になって以下の方法で勉強した結果、安定して80点以上の点数がとれるようになりました。
【ステップ@ 20点⇒40点】
中学校の国語の定期テストの勉強には段階があります。
現在30点以下の中学生は、まず漢字練習から始めましょう。
また普段平均点前後はとれている生徒も漢字で取りこぼしていることは多いです。漢字は是非全問正解して貰って点数を底上げして下さい。
中学1年生のテストにも2年生のテストにも必ずテスト範囲には必ず漢字が入っていると思います。ここを完璧にして下さい。
多くの学校で漢字は10〜30点を占めています。
ただ覚えるだけで点数が取れる漢字は、やらないと損です。
また作者作品名などの知識問題も覚えないと損です。
漢字を覚えるときのコツとして、読みと書きの両方を覚えると良いです。
これは定期テストでも入試問題でも同じです。
【漢字を覚えるときのポイント】
書くよりもテスト
ひたすらノートに書いて覚えていくのもいいですが、1度書いたらすぐにテストをして、できなかった漢字のみもう一度書いて再びテスト。こういったリズムで勉強したほうが早く覚えられます。
【ステップA 40点⇒60点】
勉強時間を割いているのになかなか成績が上がらない。そんな生徒に多いのが、音読をしていないという特徴です。
国語のテストって、
1.次の文章の( )に当てはまる接続詞を答えなさい。
2.次の文章の( )に当てはまる言葉を書きなさい。
という問題が結構出ると思います。
この問題を解くための最も簡単な方法は、頭の中に教科書の文章をそのまま叩き込むことです。
頭に入れる上で最も簡単な勉強法は音読です。
騙されたと思って毎日のように音読をしてみてください。テスト範囲の文章すべてを音読しても1日30分はかかりません。
60点までは簡単に点数を上げられますよ。
ただしこの方法は中間テストと期末テストでしか使えない方法で、高校入試の場合は若干勉強方法が異なりますので、注意して下さい。
【音読をするときのポイント】
@毎日の積み重ねで音読をする
音読をするときのポイントは、長期的に計画を立ててやっていくことです。
1日10回を3日間かけて30回音読するのではなく、1日2回を15日間かけて30回音読したほうが、頭に入りやすいです。
A黙読ではダメな理由
音読が嫌いな中学生の場合、どうしても黙読をしようとしてしまうのですがこれはダメです。なぜなら黙読は目しか使わないので頭に残らないからです。音読は口と耳も使うのでより記憶に残りやすくなります!
【ステップB 60点⇒80点】
教科書の文章を音読したら、ある程度は頭の中に本文が入っていると思います。
ただ、次のような問題…
3.下線部の言葉について作者の考えに近いものを、
次のア〜エの中から選び、記号で答えなさい。
こんな問題が出るかと思います。
定期テストでは、こういう問題が当たり前に出るのですが、私はこういった問題を見るといつも思うことがあります。
作者の気持ちなんて作者にしかわからないですよ!!と。笑
実はこの問題は先生が考えているのではなく、プリントや問題集からそのまま持ってきています。
※先生が作者の気持ちを理解できたらすごいですしね。
ですから、プリントや問題集の答えをそのまま覚えることで、簡単に解けてしまいます。
これで80点までは点数を上げられます。
【学校の問題集を解く時のポイント】
1回で覚えられると思ったら大間違い!
よく「1回問題を解いたのですが覚えられない」と悩んでいる中学生がいるのですがこれは当たり前です。人間と言うのは繰り返し繰り返し問題集を解くことでようやく頭に入るようになります。最低3回解きましょう!
【ステップC 80点⇒95点】
もしあなたが国語の定期テストで、どうしても90点以上を狙いたいと思ったら、何でも良いので問題集を1冊購入してきてください。塾で配布している練習プリントをやり込んでも構いません。
その問題集を使って文法問題と長文読解力を付けていくと一気に90点を超えられるようになります!
基本的に中学国語の定期テストと言うのは、学校で習ったところから出題されます。
ステップ1からステップ3の方法を実践すれば、学校で習ったところは完璧にマスターできるのです。
その勉強に加えて、ステップ4の勉強方法で、文法を解く力と長文を解く力の応用力を付けていくことで、一気に90点の大台に乗せることが可能になります!
特に、品詞の分類や倒置法などの活用技法は、学校の問題集を1度解いただけで、すぐに理解できるものではありません。
他の問題集の練習問題をしっかりと解いていくことで、初めて解き方の根本的な考え方が理解できるので、できるだけこの勉強方法で応用力を付けてください。
また文法力と長文読解力は、入試にもつながる力ですので、今しっかりやっておいても損はないと思います!
勉強・受験 情報 [2019-02-02]