数年前に、「『めっちゃ』とか『ヤバい』とかどこにでも蔓延っているなぁ…。」と思ったことがある。
私が気にし過ぎなのか、職業柄なのか「日本語の語彙力とか美しさが下がったなー。品がなくなったなー。」と思っています。塾講師や学校や政治家の先生たちは、世の大人たちは、どう感じられているのでしょうか。
私個人の意見では「ら抜き言葉」なんかかわいいもんである。何がヤバいのかというと「めっちゃ」、「ヤバい」と口に出しても文字に書いても相手にいまいち伝わらないことだ。
例えば、食事中、料理を口にして「めっちゃすごーい!」「これヤバーい!」と感想を言う人がいる。いや、美味しいのか不味いのかも分からんではないか。もちろん、行間や相手の様子を見れば料理が美味しいのか不味いのか分かる。だが、問題はそこではない。何がどうすごいのか、何がどうヤバいのか分からんのが問題なのだ。めっちゃとかヤバいとか言ってる人間の頭や心の中がなーんにも分からない。きっと色々と料理の味や感動や衝撃を感じているだろうし考えているんだろうが、出てくる言葉が「めっちゃ」と「ヤバい」では相手に1/3も伝わらない。
「コスパ」と「タイパ」を優先に考えて行動している人が多いからだろうか。最近は新聞を読まない、本も読まない、マンガすら読まない人が多く、代わりに動画を観る。動画なら自動で流れるし難しい言葉も使われないから理解できる。それに難しいとかつまらないとか思ったら観なければいい。気持ちも理屈も分かるが、こんなに受身な受容では語彙や美しさなんて育たないだろうなと思う。下手したらお互いに相手の語彙レベルが合わなくてコミュニケーションを取るのが難しい人が現れるかもしれない。
小学校から英語を学習するようになって結構な期間が経ちますが、国語教育はどうでしょう?共通テストで大問が1つ追加されましたね。令和9年度の埼玉県公立高校入試では入試形式がマーク式になり記述問題の出題も全体の1割程度になり、国語の作文がなくなります…んー、何がしたいのかよく分かりません。採点を簡単にしたいだけでは?とすら思えてしまいます。大学受験はともかく、中学生が大して記述もせず入試をするとは…ますます日本語が育ちません。日本語の教育の在り方にああだこうだ言っても仕方ないですが、日本語が育っていないのに拙い日本語しか使えない児童に英語の学習をさせても意味はあんまりないんじゃないかなと思います。日本全体で見れば、中には英語の才能が開花して早々に活躍してくれる人物は出てくるかもしれません。個々で見たら、日本語も英語も中途半端な子が増えると思いますし実際に増えたと思います。その子たちが大人になった時の世の中が怖くて仕方ないです。何語を使って生活しているんでしょうか。
まさに、
Those
who know nothing of foreign languages know nothing of their own.
ですね。
母国語ですし、もう少し使えてもいいかと思います。
以下は、埼玉県の高校受験生のスケジュールです。
9/28(日):第5回北辰テスト
10/中旬 :2学期中間テスト
11/2(日):第6回北辰テスト
11/中旬 :2学期期末テスト
12/7(日):第7回北辰テスト
1/22(木):首都圏私立高校入試スタート
2/中旬 :学年末テスト
2/26(木):公立高校入試学力検査
2/27(金):公立高校入試実技・面接試験(一部高校)
3/6(金) :合格発表
9/28(日)を皮切りに2週間に1回のペースで学校のテストと北辰テストが実施されます。かなり忙しくなります。今更言うまでもないことかもしれませんが、学校の提出物はもちろん、学校の授業をきちんと聞いて理解する。最低限のことですがこれができていないとこの繁忙なスケジュールを超えていくことはなかなか難しいでしょう…
北辰テストのホンジョウさんは「モチベ続いてる?!」なんて言っていますけどもどうですか?モチベ続いてますか?ダレる時は誰にでもありますが少しずつ、でも着実に目標に届くように頑張って過ごしましょう。
令和8年度(2026年度)以降の埼玉県における高校授業料無償化について、現時点で判明している最新情報を以下に整理しました。
国の支援制度(高等学校等就学支援金制度)
国の「高等学校等就学支援金制度」は、令和7年度(2025年度)から所得制限が撤廃され、国公立・私立問わずすべての世帯に年額118,800円の支援が実施されています。
令和8年度(2026年度)以降も継続される予定で、公立高校は引き続き授業料が実質完全無償となる見込みです。
私立高校に対する国の支援の拡充
令和8年度から、私立高校へ進学する生徒に対しても所得制限なしで、授業料支援の上限が年額457,000円に大幅に引き上げられる方向で、主要政党(自民・公明・日本維新の会)が合意しています。
埼玉県内の私立高校の授業料(普通科)は、平均で約409,542円です。この支援上限がその金額と同等以上であるため、授業料の自己負担はほとんどなくなる見込みです。
埼玉県独自の支援制度(県独自「父母負担軽減事業補助」)
令和7年度まで、埼玉県では私立高校に通う生徒に対し、世帯年収に応じて授業料・施設費・入学金等の上乗せ支援を行ってきました。
しかし、令和8年度から国の支援が所得制限なしに拡大され、支援額も引き上げられることに伴い、県の上乗せ支援(特に授業料部分)の見直しや廃止が検討されています。ただし、入学金や施設費への補助は維持される可能性もあるとされています。
!注意!
国の制度自体はほぼ確定的ですが、埼玉県独自の補助内容
(特に授業料以外の費用・上乗せ支援)については、正式な
県の発表を確認する必要があります。
暑さ寒さも彼岸までと申しますが、後1ヵ月でこの暑さも落ち着くのでしょうか。まだまだ気温も湿度も高く、とてもじゃありませんが私には想像できません。1ヶ月後には暦の上では秋になります。秋と言えば?読書の秋とかスポーツの秋とか食欲の秋とか芸術の秋とか実りの秋とか行楽の秋とかよく思い浮かびます。私個人としては秋は「百人一首」が思い浮かびます、というのも百人一首で一番詠まれている季節が「秋」なんです。ちなみに一番少ないのは「夏」で、有識者曰く「夏は暑くて歌を創作なんてしてられなかった」そうです。京都は盆地ですし暑くてやってらんなかったのでしょう笑。で、その秋の歌の中で、なんだか頭に残っているのが
「このたびは 幣もとりあへず 手向け山
紅葉の錦 神のまにまに」
「あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の
長々し夜を ひとりかも寝む」
の二首です。(「あしびきの〜」は正確に言うと恋の歌ですが。まぁ秋ではあるので秋ということで…)
自分で言うのもなんですが特に理由もなく頭に残っているモノっていいですよね。
みなさんは秋と聞いて何を思い浮かべますか?