勉強・受験 情報 [2018-11-30]
勉強・受験 情報 [2018-11-20]
こんにちは。ノーバスの沙魚川(はせがわ)です。
今日は社会の勉強法を伝授します。
「覚えるだけ」と言われる社会ですが、正しい覚え方で勉強していかないと勉強の効果は半減します。
正しい勉強をこの機に覚えて下さいね。
【ステップ@ 0点⇒60点】
社会の定期テスト対策と理科の定期テスト対策は同じです。
ひたすら問題集を解くだけで、簡単に成績が上がります。
これは中1でも中2でも中3でも同じですし、全国どの都道府県でも同じ傾向です。
ただ、学校の授業を聞いただけで、全てが頭に入っていると思ったら大間違いです。
おそらく20%ほどしか入っていないと思います。
つまり、初めてワークを解いたときは20%くらいしかできないということです。
ただ2回目は40%、3回目は60%、4回目は80%、5回目は95%という感じでやればやっただけ成績が上がっていきます。
人によって何回解けば問題集が完璧になるかは異なります。
ただ、やればやっただけ成績が上がるのは間違いないです!
まずは完璧にマスターできるまで問題集を解きましょう。
社会の勉強方法もこれほどシンプルなのです。
【学校の授業が上手く頭に入ってこない生徒は……】
中学校で学習する内容の40〜50%は、実は小学校の時に学習していている内容と同じです。地理の内容は小学校5年生時に、歴史の内容は小学校6年生の前半に、公民の政治の内容は6年生の後半で学習しています。
例えば地理を学習するときに都道府県名をしっかり覚えている生徒と2〜3か所しか覚えていない生徒とでは、学校の授業の理解度に雲泥の違いがあります。歴史や公民の分野でも同じです。
社会の授業を聞いていてもあまり授業内容が入ってこない生徒は、小学校内容の問題集を使って授業の予習をするとよいでしょう。
学校の先生も小学校で学習する程度の知識はあるという前提で授業を進めますので、小学校の知識があやふやなままだと、授業についていけないのは当たり前のことなのです。
ある程度の知識を身に着けたうえで授業に臨むようにしましょう。
【重要】歴史・地理・公民など分野ごとの社会の学習のコツ
【ステップA 60点⇒80点】
問題集を解く上で、少しだけ意識して欲しいことがあります。
こういった細かい部分を意識することで、さらに20点ほど点数アップさせることができます!
歴史
歴史の問題は、年代に意識を向けてください。つまり、どの出来事がどの出来事の後に起きたのかを意識しながら問題集を解いていきます。この意識を持つだけで、かなりスラスラと頭に入っていきます。
それから出来事と出来事の因果関係を抑えて下さい。記述問題での得点力が大幅にアップします。
地理
地理の問題は、グラフを使った問題に力を入れるようにしましょう。グラフの数字はテストで変わることもあるので、ただ丸暗記するのではなく、解き方を覚えるという意識で問題を解いていきます。
また土地の気候や立地は、その土地での農業や工業と密接に関わってきます。これらの因果関係を抑えながら覚えていくと暗記しやすくなります。
公民
公民の問題は、時事ネタと絡めた問題に意識を向けます。時事ネタというのは最近起こっているニュースです。これが関係している問題は高確率でテストに出るので、要チェックしましょう。
資料集と教科書の音読で社会の成績は更に上がる!
【ステップB 80点⇒95点】
学校の先生によっては、教科書や資料集の細かいところから問題を作る人もいます。
この場合、問題集を解くだけでは漏れがあります。
ですので、問題集を完璧にした後、ひたすら教科書と資料集に目を通しましょう。
特にワークに載っていない単語や年代、グラフなどがあった場合そこは要チェックです!
緑ペンで色を塗って、赤下敷きで隠すというような技法を使ってそのまま頭に入れていきましょう。
社会の定期テストは応用問題が作るのが難しいので、学校の先生は問題のレベルを上げるためにわざとこういった、細かい部分からテストを出題します。特に大原中学校のH先生のテストはマニアックな出題が多いことで有名です。テストを作る側の気持ちになって対策することが必要です。
【社会のテストで90点以上を狙うその他の方法】
@授業ノートを見直す
黒板にたくさんの内容を書く社会の先生の場合、ワークや教科書に載っていない内容を黒板に書いておいて、それをテストに出す先生もいます。
この場合、テスト前に少しノートを見直しましょう。
A他の問題集をやる
学校の問題集には載っていないけど、教科書には載っている内容。
こういった内容を勉強するとき、学校以外の問題集をやるのも一つの方法です。
ただ、時間が結構かかってしまうというデメリットもあるので、もうこれ以上やることがない!という場合のみにしましょう。
★定期テスト対策と高校受験対策の違いとは!?
社会の場合、高校受験の勉強法と定期テストの勉強法はほとんど同じになります。
ですから、ここで紹介している定期テスト対策をしっかりやっていけばそのまま入試本番でも、高得点を取れるようになります!
毎回のテスト前にしっかりと対策をすることが、そのまま入試対策にもなります。
勉強・受験 情報 [2018-11-14]
【中学校1年生で最も差がつく教科の数学】
数学は5教科の中で最も点数差がつく教科です。
中学校初の定期テストは難易度も少し易しめに設定されて、テスト範囲も比較的狭いので、クラスのトップ層と下位層との点数差は20〜30点程です(平均点は75点前後と高めです)。満点をとってしまう生徒もまだ珍しくありませんし。
最初のテストということもあり殆どの生徒が緊張感を持って臨むのもその要因でしょう。部活もまだ始まったばかりで体力的にも余裕があります。
ところが部活が本格化し、初めての定期テストを経験した後、じわじわと差がついてきます。学年トップクラスの生徒は中々崩れませんが、2番手層以降は点数が少しずつとれなくなってきて、小学校から数学に苦手意識のあった生徒は、いまだかつてとったことのない点数にショックを受けることも多々あります。
【小学校のうちにやっておきたいこと】
理想を言えば、小学校内容の全復習(特に高学年分)をしておきたいです。
とは言え、全復習をしなければいけない「算数が苦手な子」「算数が嫌いな子」ほど、この作業に億劫になってしまうものです。
問題集を1冊買って手をつけるまではいいものの、半ばで挫折してしまう生徒は実に多いです。そして、やはりそうなのですが、このような生徒から数学の点数を落としておきます。
では、「数学が苦手な子」「数学の嫌いな子は」はどうやって中学校の数学に備えて行けばよいのでしょう。
今回は、その方法をお伝えしていきます。
【短期的にできること】
ポイントを絞って復習する
まずお子さんのテストを保管してあるファイルを準備してください。
何枚もテストが閉じてありますが、それらを
@100点
A90〜99点(ケアレスミスによる失点のみのもの)
B70〜89点
C70点未満
と分類します。
この中の@Aは特に復習する必要はありません。復習用の問題集を1冊買ったとしても@Aの単元は飛ばして貰って構いません。「もったいない!」と思うかもしれませんが、時間の方がもったいないです。「できないこと」を「できること」にして初めて点数は上がります。もう「できている」ことを過剰に繰り返しても点数はあがりません。
BCの単元のみを集中して行いましょう!
計算の基本ルールや面積、体積、割合、速さなどの公式の確認は短期集中で行ってやり方を身に着けて下さい。
【苦手克服は短期的ではなく長期的に行うもの】
算数の復習を全部やっていたら、それこそ1ヶ月以内の短期間では絶対にできません。
算数が大の苦手!という子であれば短く見積もっても3か月はかかります。
それでは、重要な小5から小6の内容をやればいいかと言うと、それでもやっぱりやることが多すぎます。それに、小学校でじっくり習って理解できないところが、1ヶ月程度見直したからといって簡単にできるようになるはずがありません。
さらに技術的なことを言うと、中学になっても算数を分かっていない生徒に算数の本質をちゃんと教えるのは、プロの教師でも難しいです(できる先生をめったに見かけません)。
保護者の方が教えるとしても、生徒が自力で克服するとしても、プロの教師でも難しいものを自力でやるのもご家庭内で行うのも無理な話です。
しかも生徒が苦手意識を持っているとしたら、短期間での克服はあまりにハードルが高すぎます。それができる子は、もともと復習の必要の無いレベルの子ですからね。
ですから焦らず時間をかけて徐々に算数数学嫌いや苦手意識を克服していって下さい。
とは言え中学校入学に向けて短期的にできることはしっかりやっていきましょう。
できれば中学校1か月前の3月は中学校の予習を始めたいので、1〜2月にかけて短期集中的に復習をしましょう。
【苦手克服は長期的な課題】
算数が苦手な子と言っても、タイプは色々
まず、お子さんの細かい理解度を把握することです。
「算数が苦手」と言っても
・基本的な計算はできるけれど、複雑な計算になると苦手な子
・文章題に拒絶反応を示す子
・文章題を読むのが苦手な子
・文章題の意味を取り違える子
・文章から式をつくるのが苦手な子
・数量の定義(単位量、速さ、割合、比など)が理解できていない子
・数量の定義は理解できているけど問題が解けない子
・逆に問題は解けるけど、本質をちゃんと理解できていない子
この中の1つだけが当てはまる子もいれば全てに当てはまる子もいます。
苦手意識を払拭し算数嫌いを克服していくにはこれらの項目を一つ一つケアしていく必要があります。
90点以上を目標にするならばすべて克服する必要がありますが、極端なことを言ってしまえば苦手意識を抱えたままでも平均点くらいの点数は目指すことができるのです。ただし、計算力だけはしっかり身についていることが前提です。分数や小数が混ざったもの、それから(かっこ)を含むものも計算できるようになっていて下さい。
計算のところだけでもしっかりできていれば、中学校の1年生のテストで極端に悪い点数をとってしまうことは絶対にありません。
【応用問題、文章問題への取り組み方】
文章問題が苦手という生徒は大変多いです。
見慣れているパターン化された問題は解けるけれども、言い方を変えると応用がきかなくなるというご相談もよく受けます。
この原因は読解力の不足です。
このようなタイプの生徒は文章の言葉を読まず、数字だけに注目がいっている可能性が極めて高いです。
文章題を解くときに大事なことは、算数数学の問題ではありますが、国語の物語文を読むときのように頭を使うことです。
どんな作業を行っているのか、どんなことを聞いているのか、しっかりまずは把握しましょう。そのうえで数字に着目してください。
文章題のコツはこの2段構えです。
@まずは文章内容を把握することに集中する。
A内容を把握したら今度は数字に着目して読み、立式する。
今日からこれを意識して文章題に取り組んでみましょう。
また国語と同じで文章を音読すると力がつきます。
勉強・受験 情報 [2018-10-19]