こんにちは。
ノーバス大宮西口校の大塚です。
先日、以前の教え子Rくんから
2年ぶりに連絡をもらいました。
「早稲田の法学部への進学が決定しました!」
という報告でした。
私が都内の教室で塾長をしていたころ、
小4から高1までの7年間、
塾に通ってくれた生徒です。
小学生時代、宿題すらやってこなかったRくんは、
公立中学校に進学するなり、
人が変わったように勉強に打ち込みはじめました。
(なにせ中1からは週5回も通塾してくれました。)
転機となるきっかけは、人との出会いでした。
Rくんを中1から担当したY先生が
テニスの松岡修造さんばりに
彼を熱く熱く叱咤激励したのです。
「先生によって態度を変えるなよ!」
Rくんが女性の先生に甘えて困らせていると、
Y先生はわざわざ彼の授業ブースまで移動し、
そんなふうに諭すのでした。
当時のRくんは、かなりビビッってましたね笑
勉強量が飛躍的に増えるのと比例し、
Rくんの成績はぐんぐん伸び続け、
中1の終わりには、学年1位になっていました。
RくんはすっかりY先生の信奉者となり
(塾長の私、そっちのけです苦笑)、
Y先生と同じ道を進みたいと
公言するまでになりました。
Y先生と同じ道とは、
早稲田高等学院から早稲田大学への進学です。
Rくんの努力は、それはそれは凄まじいものでした。
中学生が毎晩、深夜の2時3時まで勉強しているのです。
Rくんのお母さまからは、
「“もう寝なさい”と何度言っても、
聞かないんですけど…」
という相談を受けました。
親から「これ以上勉強するな!」と叱られる子を、
私は後にも先にも見たことがありません。
さすがのY先生もいつしか
「勉強だけが人生じゃないぞ!」
なんて優しく諭すまでになっていました笑
そんなふうにして、
Rくんは見事に有言実行を果たし、
超難関校の早高院に合格していきます。
そこから月日が流れ、、、
先日、私はY先生とも連絡を取りました。
彼は大学卒業後、メガバンクに就職して早5年、
今では法人営業でバリバリ仕事をしているようです。
生徒や先生たちが立派に成長していく姿に立ち会えるのは、
私がこの仕事をしていて
誇らしく思えるポイントのひとつです。
今後も人と人のご縁を大切に、
生徒さん保護者さま先生たちと
誠実に向き合ってまいります。
【お問合せ先】
ノーバス・大宮西口校
.048-853-5515
こんにちは。ノーバス大宮西口校の大塚です。
びっくりするぐらい寒い日が続きますね。
教室では今日も、
受験生がラストスパートをかけて勉強しています。
さて、先月の新聞に
なかなか衝撃的な記事が載っていました。
小中学生の8・8%「発達障害の可能性」、10年前から2・3ポイント増…理解進み顕在化 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)
通常学級に在籍する公立小中学生の8.8%に
発達障害の可能性があるとのこと。
10年前と比べて2.3ポイント増えているそうです。
私は教育業界に身を置いて20年以上経ちますが、
肌感覚としてこの調査結果に納得するところは大きいです。
今も昔も、学力の上位層は一定数いるのですが、
平均点を取る中間層が少なくなり、
読み書きや計算などの覚束ない低学力層が
確実に増えている印象を受けます。
(英単語のスペルや漢字を書けない子が、
びっくりするぐらい目立ちます。)
日本社会から「中流」が消滅しつつある現状とも、
もしかするとリンクしているのかもしれません…。
近年は、中学生の成績(点数)分布を見ても、
グラフが正規分布しないことがままあります。
正規分布とは、中央値の山が最も高くなり、
左右へなだらかに下がる山型になるものです。
グラフが正規分布しないということは、
できる子とできない子の分断(二極化)が
顕著になっているからにほかなりません。
我々としては、成績の低迷する生徒について、
まず基本事項の徹底をテーマに進めています。
「思考力・判断力・表現力」の養成は、
国を挙げたテーマになっていますが、
そもそもの土台となる知識がなければ、
「考える」ことなどできませんよね。
生徒さんに勉強のやり方を伝え、
まずはインプット量を増やすこと。
生徒のやる気を引き出せるよう
教室全体で丁寧に動機づけしていきます。
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ノーバス・大宮西口校
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